Elanceで仕事を頼む:モチベーション編

Elanceで文献検索の仕事を頼んでみたよ,というお話をひとつ.

仕事を外注しようと考えた経緯を,復習と反省を兼ねて,詳しく書いてみたい.
直接のきっかけはHow to Outsource Your Scientific Paper Writingという記事を読んだことだったと思うが,もう少しさかのぼってみるといくつかの要因がある.

まず,比較的大きな研究プロジェクトの一員になったこと.研究の仕事がぐんと増え,今まで以上の時間を費やす必要が出てきた.また4月から学科幹事になり,大学の仕事もかなり増えた.
一方で,研究プロジェクトのおかげで予算を獲得でき,それを使って研究補助者の方に来てもらえた.4月からいろいろな仕事をお願いしている.

昨年度までとは違う環境,予算規模の中で,どうやって仕事を回していくかがこれまで以上に重要な課題になった.この際なのでばらしてしまうが,予算規模は1桁大きくなった.仕事の量も1桁増えたと考えていいだろう.これがずっと続くわけではないとは思うが,実際,今年はこれまでよりずっと忙しい.仕事を片っ端から片付けていかないと,やり残しがどんどん溜まる一方だ.
仕事の生産性を上げたいが,これまでもそれなりにいろいろ工夫して,がんばって仕事してきたので,「もっとがんばる」とか「遅くまで働く」など,自分が努力して生産性を上げる方法では対処できないと感じていた.
これまでの10倍の研究をしたい,論文を10倍書きたい,と思ったら,どうしたらよいのか? いまの仕事のやり方と同じ枠組みのままでは達成できない.いただいている予算をうまく使って,仕事の枠組みを変えていく必要がある.

単純な解決策は「チームを作る」ということになるだろう.つまり,仕事をする人間の数を増やす.
4月から研究補助者の方に来てもらっているが,本当に助かっている.

もっといろいろな仕事を,他の人にお願いできないだろうか? 例えばプログラミングやウェブサイトの保守などを,誰かにやってもらえないだろうか?
研究補助者の方にお願いするためには,トレーニングが必要だし,金野が抱えている暗黙知を伝授しなければならない.学生さんを指導していて思うが,暗黙知の伝授は難しい.

それに,例えばプログラミングなら,金野よりもずっと詳しい人間が世の中にたくさんいる.

Fiverrというサイトがあって,ここでは5ドルでいろいろな仕事をやってもらうことができる.5ドルといったら400円程度だ.
6月に,ここで動画をひとつ作ってもらった.粒子が寄り集まってうちの大学のロゴマークになり,また崩壊するというもの.実際に作業してもらったのはCREOSTUDIO.支払った金額は410円.
たった410円でこれだけできるのか! と衝撃を受けた.英語能力と,ちょっとしたアイディアと,わずかなお金があれば,いろんなことができるじゃないか.

こういうサイトを使って,いま抱えている仕事を誰かに依頼することはできないだろうか? とネット情報を探していた.
途中で少し考え方を変えた.いま抱えている仕事をこなすためではなく,「やりたいけど,いまできていないことをやる」ためにアウトソーシングサービスを使う方が,きっと楽しいだろう.もっとプログラムを書きたいし,もっと論文を書きたいから,そのためのアウトソーシングサービスを探したほうがいい.
そう思って検索したら見つかったのが,この記事のはじめに述べたHow to Outsource Your Scientific Paper Writingという記事というわけ.

論文を書く仕事をすべて外注できるわけではないが,英文校正はこれまでも外注してきた.文献検索,特許調査,フォーマットなども外注できるのでは?

というわけで,試しに文献検索から依頼してみよう,と思ったのが,メールを見返してみると7月22日のことだったようだ.

実際に依頼した経緯は,稿を改めたい.

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